こさとうのちょっとうるさいぞ? その2

Yahooブログから流れてきましたこさとうのブログです

McIntosh MQ107 Custom Environmental Equalizer

XRT18にはルームチューニング用のオプションイコライザーMQ107が設定されていました。
プリとパワーの間に挟むアナログのイコライザーです。

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我が家に輿入れしたXRT18には残念ながら付属していなかったのですが、ebay経由で入手することができました!

つまみも弄りますが何より各素子を入れ替えての超アナログ調整!

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XRTのセッティングが難解を極めるというのも頷けます(>_<)

今ならデジタルイコライザーで全自動30秒といったところですが、せっかくのアナログの極み。車のキャブセッティングのつもりでお付き合いしようと思います(^^)

というわけでアンプ決めないと…

KRELL pam-1

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80年代初頭、デビューと共にKRELLはブランドメーカーになりました。創立者のダゴスティーノ氏の夢と希望と狂気が詰まった初期の手作りアンプは、ファッションで言えばココシャネルが自ら手がけたビンテージスーツ。永遠に魅力を失うことはありません。

私自身がクレル沼に足を踏み入れたのは20年前にDW会長から譲っていただいたKSA100からでした。
一番濃いものを最初に浴びてしまいました(^^)

その後プリも増えて行き、PAM3,KRS2,KSA100,KMA100となりました。

KMA100/KSA100が第1世代の狂気を感じるアンプなのに対してPAM3,KRS2は狂気よりもどこかまとまりの良さを感じさせるプリアンプであります。1.5世代ですね。

10年来ここにハマるプリを探してまいりましたが遂に見つけました!
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pam-1。KSA100と同時に発表されクレルを一躍ブランドメーカーに押し上げた最初の製品です!

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筐体がつながっているだけで、電源も含めさゆう独立。ボリュームもモノラル*2です。

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フォノ系の充実さに時代を感じますね。


日本に正式輸入されたのはpam-2からです。というわけで並行輸入であります。
80年代初頭の輸入環境を考えると、どんなマニアが輸入し使われていたのか。これも興味深いですね(^^)

XRT18音出し

先週は組み立てで時間切れになってしまいましたが今週はいよいよ音出しです。

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XRTに合うアンプを考えましたがやはり未知数。遠い記憶では華麗な感じ&スペックでは86dbで150wまでしか入らないということでA級をチョイス。プレイヤーとプリは変えずに
MERIDIAN PRO-MCD> KRELL KRS2>LuxmanM06a

音場広がるゥ!やっと高い天井に見合う音が聴けた気がします。

つないだだけでこの結果素晴らしいです。追い込むとするとやはりマッキンで一度揃えてみないとなのか?
なんかJBLやEVを鳴らした時のマッキンのイメージとは違う方向性のスピーカーな気がして悩みます。

あ、嫁さんからは見た目と音がJBLより気に入ってもらえたようです(爆

初恋の人

30何年前、パソコン少年だった私は週2・3日くらい西日暮里から秋葉原まで歩いてBit INNまで通ってました。
そこで迷い込んだヤマギワ。ここで出会ったCD黎明期のオーディオが人生を可笑しな方向に曲げてくれました。

結果的にJBLに傾き、結婚したのは2Wayダブルウーハーに落ち着いた私ですが、初恋は別のSPでした。

それがMcIntosh XRT18

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初恋でしたねー

形。音。
何の知識もなかった中学生の自分でしたが、「こんなスピーカーあるんだ・・」と思いました。
これ以外のXRTシリーズの大仰さもなく。可憐。
密閉式のキャビンにたかだか30センチ1発のウーハー。
繊細だけどトローッとした感じで。いや思い出補正入ってますが。

というわけでふと見かけたYAで落札してしまいました。

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嫁には隠せんなぁ・・どうすっぺ。ま、いいかw

JBLの50年

DoubleWoofers会長のナゾ男さんのリスニングルームに、JBLオリンパスが入った、とお聞きしまして、ちょうど嫁さん達が実家に戻ってる時に早速お伺いして来ました。
 
当初話をお聞きした時は、「んな古い民生用どうするんですか会長もお好きですネ」ぐらいに思っていたのですが、会長があまりにもホメるので気になってしまい。
 
1960年発売で御年50歳オーバーです。
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グリルは細かい木細工でアンティーク家具の風格もすでにお持ちです。
というか当時はリビングの家具の1つだったんですよね。
ユニットの取付面はグリルの端っこ。38cmユニットが入っているとは思えない奥行きの短さです。
天板は貼りモノではなく無垢です。これが効いてるんですかねー
 
で、グリルを開けてみると
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名器375とLE15にご対面です。
ダブルウーハーに見えますが、左側はパッシなドローンコーン。スピーカーの形をした動くフタです。
これが動く分出入りはありますが、筐体としては密閉型に属します。
 
さて、聴いてみますと・・
うーん、生々しいぞこれ?ソースがドラム&シンバルで年代的にも向いているとはいえ、なんか・・うーん。
50年前ですかこれで。
分析してみるとドラムの締りはそんなでもなく紙臭い音とも言えますし、シンバルの音も今となっては・・
でもトータルで聴くと生々しいです。
比較に4350&DD65000も聴かせていただきましたが、オリンパスでは聞こえなかった音が聞き取れますが、音のまとまりとしてはオリンパス負けてません。
ちなみに単品ではドラムが一番良かったのは65000、シンバルは4350でした。
 
ボーカルも同じく「声だけ生々しい」という暗いステージに明る過ぎないスポットライトで立ってる雰囲気で声だけ楽しめました。
 
JBLの民生用は正直ナメてたんですが、いやー、悪くない、というかおもいっきり良いじゃないですか。
アメリカではこれが普通の家庭にあって聴いてたんですね。
 
アンティーク家具のある部屋でいい音で聞きたければもうこれでしょう!会長のお宅で増殖しそうな気がしますw
 
SA4でまた聴かせてください>会長
ありがとうございました!