こさとうのちょっとうるさいぞ? その2

Yahooブログから流れてきましたこさとうのブログです

JBLの50年

DoubleWoofers会長のナゾ男さんのリスニングルームに、JBLオリンパスが入った、とお聞きしまして、ちょうど嫁さん達が実家に戻ってる時に早速お伺いして来ました。
 
当初話をお聞きした時は、「んな古い民生用どうするんですか会長もお好きですネ」ぐらいに思っていたのですが、会長があまりにもホメるので気になってしまい。
 
1960年発売で御年50歳オーバーです。
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グリルは細かい木細工でアンティーク家具の風格もすでにお持ちです。
というか当時はリビングの家具の1つだったんですよね。
ユニットの取付面はグリルの端っこ。38cmユニットが入っているとは思えない奥行きの短さです。
天板は貼りモノではなく無垢です。これが効いてるんですかねー
 
で、グリルを開けてみると
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名器375とLE15にご対面です。
ダブルウーハーに見えますが、左側はパッシなドローンコーン。スピーカーの形をした動くフタです。
これが動く分出入りはありますが、筐体としては密閉型に属します。
 
さて、聴いてみますと・・
うーん、生々しいぞこれ?ソースがドラム&シンバルで年代的にも向いているとはいえ、なんか・・うーん。
50年前ですかこれで。
分析してみるとドラムの締りはそんなでもなく紙臭い音とも言えますし、シンバルの音も今となっては・・
でもトータルで聴くと生々しいです。
比較に4350&DD65000も聴かせていただきましたが、オリンパスでは聞こえなかった音が聞き取れますが、音のまとまりとしてはオリンパス負けてません。
ちなみに単品ではドラムが一番良かったのは65000、シンバルは4350でした。
 
ボーカルも同じく「声だけ生々しい」という暗いステージに明る過ぎないスポットライトで立ってる雰囲気で声だけ楽しめました。
 
JBLの民生用は正直ナメてたんですが、いやー、悪くない、というかおもいっきり良いじゃないですか。
アメリカではこれが普通の家庭にあって聴いてたんですね。
 
アンティーク家具のある部屋でいい音で聞きたければもうこれでしょう!会長のお宅で増殖しそうな気がしますw
 
SA4でまた聴かせてください>会長
ありがとうございました!