KRELL pam-1
80年代初頭、デビューと共にKRELLはブランドメーカーになりました。創立者のダゴスティーノ氏の夢と希望と狂気が詰まった初期の手作りアンプは、ファッションで言えばココシャネルが自ら手がけたビンテージスーツ。永遠に魅力を失うことはありません。
私自身がクレル沼に足を踏み入れたのは20年前にDW会長から譲っていただいたKSA100からでした。
一番濃いものを最初に浴びてしまいました(^^)
その後プリも増えて行き、PAM3,KRS2,KSA100,KMA100となりました。
KMA100/KSA100が第1世代の狂気を感じるアンプなのに対してPAM3,KRS2は狂気よりもどこかまとまりの良さを感じさせるプリアンプであります。1.5世代ですね。
10年来ここにハマるプリを探してまいりましたが遂に見つけました!
pam-1。KSA100と同時に発表されクレルを一躍ブランドメーカーに押し上げた最初の製品です!
筐体がつながっているだけで、電源も含めさゆう独立。ボリュームもモノラル*2です。
フォノ系の充実さに時代を感じますね。
日本に正式輸入されたのはpam-2からです。というわけで並行輸入であります。
80年代初頭の輸入環境を考えると、どんなマニアが輸入し使われていたのか。これも興味深いですね(^^)